母は、単焦点眼内レンズを選び、挿入しました。
単焦点レンズで、どのようにみえるのか、とても不安そうでしたが(‘ω’)
今は、片方だけの手術が終わりました。
単焦点眼内レンズを挿入することに決めるまでのいきさつを、母から聞いてみました。
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Contents
白内障手術で挿入する眼内レンズの選択
母は、白内障手術を考え始めた時から、眼内レンズについて調べていました。
単焦点レンズは、近くか遠くに焦点をあてて見えるようにするので、どちらか一方だけしかはっきり見えない。
手術の費用は保険適用で安い(4万5千円~5万円前後)
多焦点レンズは、2焦点、3焦点とあり、2焦点は遠くと近くに焦点を合わせて見やすくなる。
3焦点は、遠く、真ん中、近くに焦点を当てて見えやすくなる。
手術費用は高い(30~40万円前後)
眼鏡なしで、全部みえるのなら、確かに達焦点レンズがいいよね・・・。
多焦点がいいかも?でも高いよね
母は初め、遠くも近くもみえるんなら多焦点がいいんかもね。と思っていたそうです。
インターネットでも、多焦点レンズを推している広告も多い。
多焦点レンズの価格は高いけど、でも一生ものだし、そう思えば安いのかもしれない・・・。
などなど。
ネットで見つけた情報
多焦点レンズを推す情報が多い中、母は、多焦点レンズと単焦点レンズのメリット・デメリットについて話しているのを見つけました!
ん!?と新しい情報発見!
単焦点レンズを挿入した人の体験談・口コミ
Aさん:近くに焦点を当てた、単焦点レンズを挿入しました。近くも遠くもよく見えます!
母は、Aさんの体験談に、とても感動したそうです。なぜなら母は、単焦点レンズを挿入した時の見え方がどんな風なのかが、とても気になっていたからです。
近くに焦点を合わせた眼内レンズを入れたら、遠くはどんな風にみえるのかしら?
近眼の私に見えていた遠くの景色なんかよりも、すごくぼやけて見えるのかしら?
輪郭が分からないほどに、ぼやーっとしか見えないのかしら?
近くがくっきり見えるのなら、それでもいいかもだけど・・・んでも、近眼の時に見えていたくらいには見えるといいんだけどな。いや、そんくらいは見えてくれないと!
などなど、単焦点レンズを挿入した後の見え方が、とても心配だったようです。
そんなふうにいろいろ心配していた母なので、Aさんの体験談を読んだ時は、ほんとにびっくりしたそうです。
でも、これはたまたまAさんがそうだったというだけなのよね・・・。とまだまだ母の気持ちは不安が残るまま。
多焦点レンズ挿入後の見え方
次に母が、偶然に見つけた多焦点レンズ挿入後の見え方について話していたサイト。
そこには、多焦点レンズをお勧めする人、おススメしない人について説明されていました。
<多焦点レンズのメリット・デメリット>
メリット
・多焦点レンズは、遠くも近くも見えるようになる。
・眼鏡をかけなくていいので楽ちん
デメリット
・単焦点レンズに比べると、鮮明度が劣る。
・夜に運転をする時に、にじんだような感じやまぶしく感じたりすることが多い。
母にとって、このデメリット2点が、とても気になりました。というのも、
母は、「近く(手元)が鮮明に見えてほしい」「夜も運転することも多い」という理由からです。
母が通う病院での説明
母が自分で検索して見つけて、現在通院している病院では、多焦点レンズも単焦点レンズも、挿入可能です。
毎週、多数の方が眼内レンズ挿入の手術を受けている病院です。
<先生の話>
どちらもメリットデメリットがあります。
鮮明度から言ったら、単焦点レンズがいちばんです。単焦点は、近く・遠くと、ポイントに合わせた見え方でみえるので、多焦点と比べて、鮮明度が違います。
多焦点レンズは、広範囲にさっくりと見えるという感じ。メガネなしで日常生活に支障がないくらいに見えればいい、という人には多焦点レンズもおススメできます。近くの小さな文字を見る時はメガネが必要です。
なるほど・・・先生は、ネットで調べていた病院の先生とは違って、
多焦点レンズがいいですよ!とは言いませんでした。ケースバイケースで、との説明でした。
私も、この説明を聞いて、とても安心しました。
Youtubeで見つけた眼科医のお話
眼科のお医者さんが、「本音で話します」ということで説明してくれていました。
白内障手術を植える前に、ぜひみてほしいです!ということで、話してくれている眼科の先生。
単焦点レンズと多焦点レンズについて、分かりやすく中立的な観点から説明してくれていました。
この先生も、「多焦点レンズ一押し!」ではありませんでした。
レンズを選ぶ前に、よくよく考えて選んでほしい。多焦点レンズを勧める人は多いが、多焦点レンズが、単焦点レンズに、すべて優れている、というのではありません!どちらにもメリットとデメリットがあります。その人の生活styleで選んでほしい
というものでした。
母が選んだ眼内レンズ
母は、先生のすすめもあり、単焦点レンズを選びました。
まだ左目の手術が終わっただけなので、両目でみるとややみずらい印象の様子。
でも左目だけでみると、近くはとてもクリア。
もちろんメガネなしで、近くも、細かい字も普通に読んでます(*^-^*)
手元がよく見えた方がいい!という母には、近くにピントを合わせた単焦点レンズが合っていたんですね!よかった。
遠くの見え方はどうかというと・・
以前の近眼の見えかただそうです(*^-^*)
母の場合は、もともとが近眼なので、手術後は、近眼の時の見え方に戻って、従来の見え方に戻った感じです。それなのでなんの違和感もないらしい。
でも視力が良かった人は、近くにピントを合わせたレンズを入れた場合は、とおくがはっきりみえないので、「あら・・・・前と違うわ・・・」という感じにはなるのかもですね。
まとめ
片目の白内障手術を終えました。まだもう片目が残っていますので、ちょっと不安な気持ちはあります。でも、片目の手術を体験しているので、母の心配度は、かなり少なくなっているようです。
単焦点レンズに決めるまでは、いろいろ心配もありました。母としては、安い価格で挿入手術を受けることができる、単焦点レンズにしようとは思っていたようですが、でもそれでも迷うところがあったようです。
自分でいろいろ調べて、単焦点レンズでもいいかな、と思い始め、先生からの説明で、納得がいき、さらにyoutubeを見て、安心度が増したということです。
単焦点レンズも多焦点レンズも、どちらが優れているとか、劣っているとかはいえないということが分かりました。
白内障は、遅かれ早かれ、いずれは経験するもの。今後はもっと医療も発達して、どんどんいいレンズも出てくることでしょう。
それまでは、現時点でよく考えて選びたいものだなと実感しました。
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私も母の白内障手術のことをみて、かなり安心しました。
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