稀勢の里夏場所に向けて

相撲夏場所まで、あと少し。

 

稀勢の里関も、夏場所に向けて、

徐々にいい仕上がりを見せてきている気がする。

 

なにかと話題になっている横綱稀勢の里。

 

一呼吸しても、表情を変えても、

それが記事になってしまうほど。

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田子の浦部屋で、非公開の稽古をすれば、

まだ公開できないくらいの回復なのかも、と勘ぐられる。

 

出稽古をして、幕下の力士と相撲を取れば、

まだそれだけの自信しかないのか記事にされる。

 

さらに二所の部屋一門の稽古で、十両力士と相撲を取れば、

それもまた、

 

夏場所出場は難しいんじゃないの?とささやかれる。

 

絶妙な調整で最終仕上げ

 

稀勢の里は、調整の上手い人だ。

 

そう思った。

 

周りの声を気にする人なら、

きっと焦って、回復の順調なところをみせようとしたくなる。

 

だから、出稽古でも、いきなり幕内力士と稽古相撲を取るかもしれない。

 

でも、稀勢の里は違う。

リハビリの稽古を、ちゃんとわきまえている。

 

確かに、はやる気持ちはあるかもしれない。

 

でも、それを抑えて、

周囲の声に惑わされることなく、

しっかりと順番に、

段階を踏んで、

 

今まで休ませていた身体を、

着実に慣れさせていっている。

 

スポーツの分からない人は言う。

 

5月にもなった今、なんであんな弱い力士とばかり相撲をとるの?

そんなことをしていて、本場所までに、大丈夫なのか?

間に合わないんじゃないの?

 

かけっこも、いきなり走ったりしません。

いきなり激しい動きをしたら、どこかを痛めてしまうかもしれない。

断食をした人は、いきなりお米から食べたりはしません。

重湯から始まって、徐々に普通のご飯にしてゆきます。

 

 

なんでも、ちゃんとしたステップをしっかり踏んでゆくことが大事。

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稀勢の里は、それをちゃんと知っている人。

 

ほんとにそういう意味では、素晴らしいアスリート。

 

いろんな記者や関係者が、色々言っているけれど、

自分の守るべきペースで、コツコツと地道に稽古をこなしている。

周りの人の声に惑わされずに、自分ペースで稽古をこなしている姿は、

みていて、とても小気味よい。

 

左腕が完璧に回復していなくても、

彼はきっと、残された身体で、他の上位力士と互角、

いや、それ以上の相撲とり口をみせてくれるにちがいない。

 

 

ひそやかに、稀勢の里のファンな私。

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きっと、きっと、きっと、

今場所も、優勝すると確信している。

 

 

 

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